5月26日 日本出発〜5月31日 オースティン→ダラスへ
5月26日 日本出発
朝、皆をPICK UPして空港へ。
早々と準備を済ませ、寝てない空きっ腹のところにビールを流し込む。
即死。
目を開ければ成田空港に着いていた。
3時のヒューストン行きまで時間があるのでコンビニメシ、わざわざお見送りに来てくれた
インクルーシブの山さん、そしてkoさんと合流し、換金してから遂にロングフライトだ。
5月26日 アメリカヒューストン空港
日本時間深夜4時。
アメリカ現地時間は昼の1時40分であった。
着いてから今回のツアー最大の山場を迎える事になる。
入国審査だ。
まず、トッキー君(通訳)、セーフ。
サックン、セーフ。
キヨさん、セーフ。
戸沢さん(遊びに来た)、ギリギリセーフ。
ハマ、セーフ。
KOさん、別室行きと予想通りの流れでアメリカンCOPS5人に連れてかれてしまった。
海外にツアーに行くときは特殊なビザが必要だが、審査が通らなかったり、
取るのにかなりの費用がかかるため、長期観光という名目で入国する。
もちろんツアーとばれたらその場で強制送還、ツアーは全キャンセルになってしまう。
1時間ほど待っていたがオースティン行きの乗り継ぎ飛行機はもう僕らをおいて出発してしまった。
トラブル発生である。
5月27日 chaos in texas初日
起きたら一人だった。
昨日のパーティーの残骸が残る中、アメリカツアー初日にして部屋の中は自分と犬だけ。
とりあえず近くを散歩してメキシコのタコスの出店で独り朝食。
クレッグが起きて一緒にまたタコス店に行く。
かなりデカイ黒人やメキシカン達に囲まれてグレッグと無言のランチ。
オーナーが客一人一人に「うまいか?」と握手を求めてる。
日本じゃ余り見られない。
勿論ちょっとしょっぱいです、とも言えず熱い握手。
脱臼しそうになった。
その後、違う家に避難していたスラングクルーと合流し、楽器屋へ。
向こうの楽器屋はみんなフレンドリーだ。
スネアを買って、CHAOS IN TEJASへ向かう。
物販だけやったがそこそこ売れた。
CROWがかっこ良かった。
今日はクレッグの彼女の家に泊まる。
皆でパーティー。
5月28日 chaos in texas 2日目
昨日のパーティーの疲れが出たか、気絶したように寝れた。
起きて皆グレッグの家に行ったが自分だけメキシコ料理店へ。
朝イチからエグイ定食を頼んでしまい、食後即胃薬。
クレッグの家に行くと皆キヨさんのギターを取りに行っていた。
帰って見てみるとなかなか良いギター。
クレッグが何処かへ行くかと戸沢さんとオレとでBROKEN NECK(今晩のステージ)
の下見に連れて行ってくれた。
するとすでにWBTDとBASTARDの人々がいた。
その後EMO'Sへ移動。
BASTARDの隣の物販だったがBASTARD人気がハンパでない。
暑くてライブどころじゃなかったがSUBHUMANSがカッコ良かった。
BASTARDは最高潮の盛り上がりを見せた。ミザリーの大合唱だ。
そして、アフターパーティーのBROKEN NECKへ。
遂に本番だがバタバタしていてとても集中出来ない。
本番はかなりビミョーだった。
帰って反省会して明日に備える。
リベンジ。
5月29日 chaos in texas3日目
起きてサックンとKOさんとで昨日行ったメキシカンの店へ。
戻って銃が撃てるという事でバスタードクルーと戸沢さんとサックンとで遊びに行った。
ex自衛隊の戸沢さんのスコアが地元の人より高得点だった。
バスタードチームはステーキを食べに行ったがSLANGクルーはEMO'Sへ。
やはり暑い。
物販をしながらライブの準備。
本番はサウンドチェック後すぐに始まった。
昨日よりは良い感じ。
オフェンダーズのvoのトニー(R.I.P) もスラングを気に入ってくれた。
なまらテキサスな人でカッコ良い人だった。
SUBHUMANSのVOのディックからも良いコメントを貰えた。
この調子でいきたいな。
Poison ideaドラムのクリスにツインペダルとスティックを貸した。
GIGが終わり外に出ると黒人で溢れかえっていた。
後で聞くとクレッグの友達が2人路上で刺されたらしい。
スラングクルーはジェミーの家に。
同居人のオタク君とチルして良い感じ。
コメディーホラー映画見ながら寝る。
5月30日 chaos in texas最終日
昼頃、適当に起きる。
KOさんと買い物&タコスをゲット。(戸沢さんのはゴキブリが入っていた)
みんなで第9地区(映画)を見る。
しばらくしてTATTOO SHOPへ。
サックンと戸沢さんとトッキー君が入れるらしい。
戸沢さんはテキサスにちなんで敵刺と入れていた(笑)
オレとKOさんはEMO'Sへ遊びに行った。
MORNEがかっこ良かった。
皆と別れを告げジェミー宅へ。
買い物して寝。
朝5時くらいにパッと目がさめ、もう空港にいなければいけないハズの戸沢さんが寝ていた。
帰りの便を一日間違えたらしい。
5月31日 オースティン→ダラスへ
今日から本格的な連チャンのツアーが始まる。
数日泊めてくれていたジェミーともお別れだ。
運転手のジョーが迎えに来てくれてダラスへと出発。
バンドバンも良い感じだ。
バーガーキングに寄って会場に到着。3時間くらいかかった。
対バンは、SUBHUMANSとUNIT21と、なんとかとなんとか。
ライブは
だんだん調子が上がってきた感じ。SUBHUMANSとUNITがかっこ良かった。
SUBHUMANSの物販をやってたヒゲの人がアーティマスパイルの人だった。
感激。
ジョーの家に泊まる。
かなりの豪邸。
プール付きの庭に激広リビング。
格差社会を身にしみて実感した。
ふて寝。
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6月1日 ダラス〜6月7日 ピッツバーグ
6月1日 ダラス
昼過ぎくらいにテキトーに起きる。
ジョーの庭つきプールを囲んでビアを頂く。
この時、日本に帰って仕事したくない気持ちMAX。
マインドイレーサーとティミーと友達とでBBQ。
庭で肉を焼いてジョーの母がキッチンで料理して家族みんなで食事。
素晴らしいですね。
そのあとダラスの倉庫みたいな所で飛び入りのGIG。
ティミーが「アメリカのハードコアは皆お金が無くて、
こういう廃墟でライブを地道にやってるんだ。
逆にこういう経験をしてないバンドはリアルじゃない」と言っていた。
その通りですティミー!
その日は帰ってすぐ寝た。
明日から遂に地獄の連チャンだ(飛び入りのせいで)
舌の口内炎がハンパじゃないぞ!
6月2日 セントルイス
朝7時出発。ジャスコを立派にしたような所で朝メシを買って行く。
途中オクラホマで休憩。
計12時間のロングドライブ終了。
ジョーおつかれ。
今日のライブハウスはバーみたいな所。
音響はマグナム(札幌のスタジオ)以下の場所だった。
アメリカのバンドマンはドラムセットやアンプ類とバンを揃えなければマトモなツアーが出来ない。
何故ならアベニュー(ライブをする場所)に機材が全然揃ってない。
barや教会や廃墟で勝手に組んでやる。
日本のライブハウスは恵まれていると感じた。
ライブはまあまあで、外音が気になる感じ。
今日のプロモーターのアンドリューは親切で、
ビールとかピザとかめちゃめちゃ用意していてくれた。
ライブが終わって(3バンドしか出なかった)、外は雨。
FUCKED UPもツアーで寝泊まりした家にお世話になってシャワー浴びて即寝。
6月3日 ミルウォーキー
今日は7時間ドライブらしい。
日本のツアーじゃウンザリするが昨日ので慣れた。
最初に寄ったスーパーにウサンくさい日本食が売っていた。
店員は中国人か韓国人。
クソ高かったから普通にパンを買った。
マインドイレーサーのベースのクレッグと車内で話した。
拙い英語に分かりやすく返してくれる。
優しいナイスガイだ。
ミルウォーキーに着くとデッカイ野球場があった。
ウィキペディアにも治安の良い町と書いてあったがライブハウスに近づくと 黒人しかいない。
なまらゲトー。
サックンがヨダレだらけのオッさんにHOW MUCH?と聞かれてた。
一本道路を挟むとパンクスの集団だ。
今日は初ハウスGIG。地下室でやる。
UK/DKのスクワットみたいな場所で夜になると白人のパンクスがいっぱい。
ライブは今までで最高だった。物販も一番売れた。
疲れたから寝る!
6月4日 シカゴ
起きてキヨさんのギター修理の為ギターショップへ。
バズコックスのサインやジョニーサンダースのサインがあった。
スーパーに寄ってパンにハムとチーズを買って挟んで食べる。
寝てたらシカゴに着いた。
買い物に行くと大学生みたいな3人組にからまれた。
なかなかチャライ街だ。
会場は地下。
入ってみるとかなり暑い。
ライブが怖くなった。
本番、ひらすら暑い。
何回か意識を失いかけた。
最高だ。
物販も飛ぶように売れた。
ロスクルードスのドラムも遊びにきていた。
泊まるところでシカゴピザを食って寝。
6月5日 デトロイト
遂にデトロイト。
アメリカ1治安の悪い都市だ。
今日の会場はエミネムの8マイルの舞台になった場所らしい。
プロモーターの人の奥さんが作ってくれたいなり寿司とオニギリをチャージして本番!!
客のノリはイマイチだったが物販はかなり出た。
デトロイト、意外にシャイでした。
それから嵐の中夜走りしてクリーブランドへ。
皆の疲れも目立ってきたが、ツアーはまだまだ続きます。
6月6日 クリーブランド
今日はアメリカクリーブランドFMラジオにて生演奏出演。
機材をラジオ局に持ち込んで20分ほど演奏した。(なんて理解のあるラジオ)
その後ラジオ局の皆とメキシコ料理店で打ち上げ。
コロナを浴びた後R&Rミュージアムに遊びに行った。
ツアーバンドはCDやLPをプレゼントすればフリーで入れるらしい!素晴らしい。
ボブマーリーの直筆リリックとか、ジミヘンの録音に使ったタクまで 凄く面白かった。
その後仮眠を取って会場へ。
演奏は凄い良かった。
クリーブランド唯一のパンクス(自称)にかなり飲まされてベロベロになった。
楽しかったなー。
帰って即寝。
6月7日 ピッツバーグ
今日はわりかし近いらしくダラダラ出発。
T.J.MAXXという服屋を発見。
今日はハウスGIG。
工業地域みたいな場所にあって僻地なのかお客さんはボチボチ。
物販もボチボチでマインドイレーサーの友達の女の子2組の家に泊。
グレッグとC.C.が色々試みたらしいがダメだったみたいだ。
明日はNY。
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6月8日 アルバニー〜6 月16日 リッチモンド
6月8日 アルバニー
今日は8時間のロングドライブ。
足腰がバキバキになりながら遂にNY進出。
お客さんも今どきな感じ。
受付のおじさんが顔にタトゥーの200kg近い巨漢だった。
NYHCのお客さんが多くパンクスはあまり見なかった。
お客さんのノリもイマイチ。
マインドイレーサーでのモッシュが強烈だった。
ブルックリンまで3時間程度なので夜走り。
NYに入るとNYPDの数がハンパでなく至る所で車が捕まってた。
ツアーバンも信号無視の後、写真を撮られていた。
(センサーが付いていて違反車は自動的にフラッシュがたかれて後でキップを切られるらしい)
TOLAR(UNIT21の別のBAND)のベースの家に泊。
6月9日 ブルックリン
昼に起きてNY観光。
まずはブロードウェイの吉野家に行って朝メシ。
牛丼の味は変わらないが味噌汁がマズかった。
PUNK SHOPを3軒ほど案内してもらって、リトルトーキョウにある居酒屋「ケンカ」で一休み。
今日のライブは高いステージがある所だった。
EVERY DAY DOLLARSのトモキさんが来てくれた。
対バンで、マインドイレーサーのVoジャスティンがドラムのバンドがかっこ良かった。
客も物凄い勢いで暴れ狂ってた。
本番は昨日より良い感じ。
物販もそこそこ出た。
明日でマインドイレーサーとお別れだ。
ボストンへ夜走りしてC.C.の家に泊。
6月10日 ボストン
今日は大学でライブらしい。
まずはボストンの町並みを観光。
SSDのジャケットと同じ場所で写真を撮って会場へ。
ボストン名物シーフードを食べる。
めちゃめちゃ美味かった。
今日からW.B.T.D.と共に行動する。
マインドイレーサーは地元のライブでさすがのGIGを見せてくれた。
これでお別れだと思うとちょっと寂しい。
SLANGのライブも今回のツアー最高の盛り上がりで良かった。
ボストンのモッシュはハンパでない。
NICE DUDE boston!
今日もC.C.の家に泊まる。
6月11日 プロビデンス
C.C.の家でダラダラさせてもらい夕方出発。
DROPDEADのギター人がやっているレコード屋で買い物。
今日の宿泊場所は彼の家らしい。
さすがの品揃えでTシャツとCDを購入。
マインドイレーサーのC.C.とクレッグの別のバンドのライブを見る予定が無くなり会場へ。
CRUDEも過去にやった事のある場所らしい。
対バンがDROPDEADのドラムの人が別でやってるバンドが最初だった。
ライブは良い感じ。
物販も出た。
宿泊先W.B.T.D.はウィスキーパーティー。
SLANGチームはトッキー君を生け贄にして就寝。
6月12日 NY
午前中に出発予定が昨日のパーティーの影響で昼過ぎに。
NYに入る為の通過しなければいけない場所でトラブル発生。
トッキー君が持っていたビデオカメラが見つかって警察を呼ばれてしまった。(それだけで!?)
軽い職質を受け解放されたがデータを消せと言われた。
NYに着き、NYHC TATTOOなど観光していたら見慣れた顔が。
PITTRISKのケニーちゃん発見。
カナダから遊びに来てくれた。
一緒に飲んでダラダラしてたら本番。
3本目のNYは1番良いライブになった。
物販も売れた。
ケニーとお別れして皆でご飯を食べ、即寝。
6月13日 フィラデルフィア
JOEが彼女に会いにポートランドに行ってしまった為、WBTDのジョンが運転。
今日は教会でライブ。
OLD-Eを車で飲みながら本番を待ってるといきなり物凄い雨&嵐。
悪天候の影響でお客もまばら。
ステージはサウナほど蒸し暑く、セッティングで汗びしょ。
音響もしっかりした場所でライブ自体は良かった。
大トリのblacklistedは昔の曲全然やんなかった。
ドラムの人はバカ上手。
皆でメキシコ料理屋で打ち上げして宿泊所へ。
6月14日 フィラデルフィア(OFF)
怒濤の14連チャンを終え、1日だけOFF。
テラスでパンを食べ、EVIL OF THE DEADを見て日本食が食えるレストランに。
帰ってみんなで蛍を捕まえて、ビール飲みながらまたEVIL OF THE DEAD2を見て寝る。
これが、OFFってやつだな
6 月16日 リッチモンド
D.C.にてDISCHORD RECORDSの事務所に行く予定だったが場所が見つからず断念。
ホワイトハウスを観光する事に。
ミュージアムも見れて満足。
今日のGIGはボーリング場のど真ん中のステージ。
かなり古いボーリング場のようだ(ライブ中も地元の奴等が普通にボーリングしてる)
8バンドと数が多くWASTED TIMEがかっこ良かった。
ライブも良かったな。
SLANGの後お客さんが半分以上帰ってしまい明日から全てトリになった。
皆でビール飲んで寝。
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6月17日 ラリ−〜6月21日 最終日
6月17日 ラリ−
昼頃起き、皆で朝食。
レコード屋にて買い物を済ませ会場へ。
最初は屋外のハズだったがBARに変更。
黒人のおっちゃんとビリヤード対決して時間をつぶす。
今日のライブがBARに変更になったので21歳以上しか入れないらしくキッズの為に
深夜もう一度ライブをやって欲しいとの事。
そんな事言われたらやらざるをえない。
まずBARのGIGをこなし、機材をかたし次の会場へ。
着いてみるとスタジオだった。
初のスタジオライブがアメリカでしかもマグナムの1スタより狭い(とにかく狭いってコト)。
しかも客もさっきやったBARの客ばっかり。
キッズはどこじゃーー!!
完全キャパオーバーで開始。
カオス過ぎる。
終わったのが深夜4時半。
疲れたが楽しかった。
帰って即寝。
6月18日 アトランタ
物凄い暑い。
今日は8時間のロングドライブでアトランタへ向かう。
倉庫のような場所だった。
ケータリングのピザとビアを頂いて一休み。
会場内はグラスの臭いで充満してる。
アトランタはアメリカのワースト3位に入る治安の悪さだ。
町並みも廃れていて黒人がとても多い。
スタートが9時過ぎと遅く、どこからともなくパンクス達がゾロゾロ集まって来た。
空調ゼロの灼熱GIGであったが客のノリも良く、物販もかなり出た。
SLANGの前のBUKKAKE BOYS(ブッかけボーイズ)がかっこ良かった。
どうやら意味は知ってるらしい。
ちょっと離れた場所に泊まらせてくれる人の家があるらしく、深夜ちょっと走って到着。
MAXという犬が可愛かった。
あと3回で帰国。
ふて寝。
6月19日 ニューオリンズ
今日も暑い。
そして今日も8時間のロングドライブで(休憩は2回) ドライバーのJOEはテキサスタフガイだ。
会場はBAR、ここニューオリンズはアメリカで唯一外で酒を飲める町で有名らしい。
(ニューオリンズ以外は外での飲酒は違法で、買う時も紙袋で渡される)
メキシコとイタリア料理店に皆で行く。
今日は2番目。
お客もまばらで変な奴が多い。
色々重なり、今回のツアーで最悪な場所となった。
こんな時は早々に酔っぱらってふて寝に限る。
6月20日 ヒューストン
泊めてもらった家の犬にションベンをかけられて起きる。
人生で最悪の目覚めかもしれない。
シャワーを浴びて仕切り直し。
今日もロングドライブ。
テキサスはヒューストンに帰ってきた。
もうそろそろ味噌汁とかが飲みたくて頭がおかしくなりそうだったが、
それと同時にあと2回でツアーが終わってしまうという空虚感に見舞われた。
ライブはツアーマジックがかかり良い感じのグルーヴで仕上がっていた。
もう明日で最後。
悔いの残らぬように全身全霊で叩こう。
ふた手に別れ、オレとトッキー君とが最初に泊まったクレッグの家にお世話になる。
クレッグも久しぶりに家に帰り、犬と彼女のジェミーとの再会を喜んでた。
トッキー君とウィスキーをイって深夜にやってたダイハード3を見てたら
寝室からクレッグとジェミーの声が聴こえた。
トッキー君との無言のアイコンタクトの後、TVを消して耳を凝らして目を閉じた。
心の中でチアーズ!!!!と叫び、眠りについた。
6月21日 最終日
クレッグとジェミーにテキサス観光をしてもらった。
気のせいか二人はとてもツヤツヤしていた。
お土産屋や、テキサス資料館、テキサスタワー乱射事件の現場などいろいろ連れて行ってもらった。
今日は最初にやったCHAOS IN TEJASの会場から近い、モホークという会場でライブ。
ツアーファイナル。
シグナルロストのメンバーがやってるバンドと対バンだった。
みんなと合流して気合を入れる。
今日はいつもステージ周りをみててくれているドライバーのジョーが客席で暴れていた。
ジョーはオレと同い年なのにみんなに気配りしてくれて、強くて優しいテキサスの男だった。
ライブが終わるとWBTDとジョーと皆でハグした。
ホントにみんな気持ちの良い人達だ。
今日はWBTDのVO.ジャックの家に泊まる。
ツアーの思い出に浸りながらしんみり飲む。
ジョーには日本から持ってきたジンベイをプレゼントした。
最初はアメリカ人の適当さや大味な部分が気になっていたけど、すぐに慣れた。
逆にそれもすら居心地が良いまで馴染めた部分もあった。
だが、ただ濃い薄いだけじゃない日本のダシの味や、わびさびなんかがしっくりきたりする。
みんな空港について真っ先に蕎麦屋に入り、出てきた温かいお茶に癒されていた。
26日滞在中、25回のライブを詰め込んだハードなアメリカツアーは幕を閉じました。
お疲れさまでした!!
SLANG drum KOHEI
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